UoPeople ENGL 0008 中間報告

ふとした思いつきで University of the People("UoPeople") に入学を申し込み、まずは必要な英語力をそなえているか確認するコース ENGL 0008がはじまりました。

UoPeopleは入学者に一定以上の英語力を要求していて、入学時にTOEFLの点数や英検の資格などを提出する必要があります。手っ取り早く duolingo english test というオンラインで受験できるテストでも良いようです。詳しくは、English Proficiency (For Non-Native English Speakers) を参照してください。

ここで資格を提出しなかった場合、入学にあたって The English as a Second Language (ESL) Programを受講し、合格する必要があります。

私の場合、TOEFLや英検はやったことがないし、なにより英語能力にあまり自信がないのでとりあえずこのESLプログラムを受けてみることにしました。多少英語の文章を書いたりしたことはありますが、あんまり文法的に正しい英文などと意識して書いたことはありません。先生が提出物のチェックなどをしてくれるようなので、自分がどれだけ英文を書けているのか、試してみたくなりました。

ENGL 0008

この英語力検定コースは ENGL 0008 というコース名で、9月からはじまり、これまでに4週間分、受講してきました。このコースは全部で9週間あり、ほぼ中間地点です。良い区切りなので、これまでの感想などを書いてみたいと思います。

コースの内容

UoPeopleの授業は、日本時間の毎週木曜日 14:00 にあたらしい週が始まり、Webでその週の課題が公開されます。これまでのところ、ENGL 0008の課題はだいたいこんな感じです:

Vocabulary

毎週、英単語が40個弱ぐらい提示されます。特に単語の意味の解説などはなく、

  • 読み上げられた単語をキーボードから入力する
  • マイクに向かって単語を読み上げる
  • ワードサーチパズル

などの簡単なゲームをやります。ワードサーチパズルは

みたいなやつで、単語数が多いと結構時間がかかるので地味にイライラします。

文法解説

簡単な文法の解説を読みます。中学で習うぐらいの内容かな?

リーディング・リスニング

毎週、3〜4ページ分ぐらいの文書を3~4本読みます。内容の理解度を試す簡単なクイズがついている場合もあります。英文は多分高校生ぐらいなら楽に読めると思います。

Discussion Forum

毎週、指定されたテーマで50~100ワード程度の文章を掲示板に書き、また同級生の書き込みを読んで採点し、コメントを書きます。文章ではなく、読み上げて音声ファイルをアップロードする場合もあります。テーマはたいていその週に出てきた課題に関連する内容になります。

Written Assignment

指定されたテーマで文章を書きます。読み上げた音声ファイルをアップロードする場合もあります。Discussion Forumより長め(100ワード~)が要求されます。同級生3人分のWritten Assignmentを指定され、採点してコメントを書きます。

Learning Journal

指定されたテーマで文章を書きます(75ワード以上)。先生に感想や質問などを書いてもいいです。

これまでの感想

こんな感じで、これまでのところ、毎週だいたい10ページ〜ぐらいの英文を読み、数百ワードぐらいの英文を書いたり読み上げたりします。ある程度英語になれていて、テーマにあわせて短文を量産するのが苦にならないのなら、ゆっくりやって毎週2~3時間ぐらいで終わるぐらいの分量でしょうか。

もちろん、文章の内容や構成・英語の表現に気をくばって高得点を狙うならもっと時間が必要でしょうが、そこそこで満足するなら結構簡単です。正直、ちょっと飽きています。

とはいえ、結構脱落する人もいるようで、最初31人いた同級生も今では23人になりました。私の他にもうひとり日本人らしき人がいましたが、いつの間にかいなくなったようです。

ENGL0008はおすすめ?

前述のように、このENGL 0008は必須ではなく、Duolingoや英検などで資格を証明できれば受講する必要はありません。

どっちが良いかと言うと… ENGL 0008は、英文を書くのに慣れておきたいとか、本格的な授業に入る前にオンラインでの授業ってどんなものなのかを体験したり、という目的には適してると思います。ただし、全部で9週間かかりますので、正直ちょっと間延びします。同じ内容を勉強するなら、もっと短い期間で良いのがあるのでは??? という気がしてなりません。

レベル的にもそれほど難しい内容はなく、高校生ぐらいのころにこれを体験してれば随分楽しかったかもなぁとおもいます。

というわけで、本格的な授業が始まるまで2ヶ月以上遅くなるけど、英語に自信ないから小手試ししてみたい、というのでなければ、素直にDuolingoのテストなどで済ませてしまったほうが良いのではないかと思います。

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